噛み合わせが悪い状態だと、様々なリスクを抱え込んでしまいます。
その代表格として挙げられるのが、顎関節症にかかりやすくなることです。
まず、顎関節症の原因となるのが、顎関節に負担が蓄積してしまうことと言われています。
この負担は日常生活を通じて蓄積するものなので、正常な噛み合わせの人でも考えうるものです。
しかし、噛み合わせが悪い人は上下左右のバランスが崩れており、健全な噛み合わせの人と比べると負担が溜まりやすくなっています。
また、噛み合わせが悪いままだと、虫歯になりやすいリスクも生じます。
毎日の歯磨きでも行き届かない部分が残ってしまうためで、十分に注意していても虫歯のリスクが高まってしまうのです。
虫歯になって歯の痛みを庇おうとすると、さらに噛み合わせのバランスを崩してしまいます。
このように、悪い噛み合わせを治すことは様々なリスクの回避だけではなく、顎関節症の予防にも役立ちますので、早い段階で治療を受けておきましょう。
